マックスパーム注入工法
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概要
注入工法の原理である浸透注入を基本とした工法です。大きな柱状浸透源から注入することにより、従来工法にない高速での浸透注入が可能となります。直径3m程度の大型改良体の造成が可能となり、経済性を追求した工法です。
『浸透固化処理工法』における注入の施工方法は五洋建設株式会社との共同開発です。
『浸透固化処理工法』の標準的な施工技術の1 つとしてマックスパーム注入工法が適応されています。
特長
- ●大型改良体(直径3m程度)の造成が可能です。
- ●注入孔間隔が大きいため削孔本数が少なく、削孔費が割安です。
- ●大きな注入速度で薬液を地盤に注入できるため、安価に施工できます。
- ●施工場所は大型重機類を必要とせず小型・軽量の機械を用いるために狭部でも施工できます。
- ●配管等の障害物があってもこれに影響されることなく改良範囲が施工できます。
- ●コンピューター制御による注入工事トータル管理システム(CCS)を注入作業に用いることにより、作業の省力化が図れます。
用途
施工手順
施工例
既設タンク下部液状化防止
■千葉県市川市内:1998年(平成10年)