伸縮装置(目地)
概要
橋梁の耐震性能の向上に合わせて、長年の使用により遊間異常や段差、周辺の舗装との凹凸の生じた伸縮目地を新規のものに交換する工法です。
特長
- ●本体構造が鋼製のため耐久性があります。
- ●グレーダー作業にも支障はありません。
- ●優れた止水性、耐久性があります。
- ●新設、交換どちらにも対応できます。
用途
- ●舗装(床版)の継ぎ目部に設け、新設、交換に対応可。
使用材料
- ●コンクリートアンカー
- ●伸縮装置本体
- ●超速硬コンクリート
施工手順
①カッター、ハツリ、既設伸縮装置の撤去
既設伸縮装置の周囲にカッターを入れ、舗装・コンクリートをハツリ、伸縮装置を撤去します。
②伸縮装置の設置
はつりの断面を確認してから伸縮装置を設置し、床版にアンカーを打設して固定します。
③超速硬コンクリート打設
設置が完了したら、速やかに超速硬化コンクリートを打設します。
④養生後、交通解除
養生するとともに超速硬コンクリートの強度発現が確認できたら、道路規制を解除し、完成です。