
3D Protectionパネル工法
認証・登録
概要
3D protection パネルは、従来の平面的な金網形状とは異なる独自の三次元形状を持つパネルに砕石等を充填することにより多自然型護岸に対応した工法です。
特長
- ●独自の三次元形状と景観保護
3D protection パネルの持つ独自の三次元構造は、河川護岸断面の改変幅を従来工法より大幅に縮小することを可能にし、多自然型護岸にも対応可能としました。 - ●優れた施工性とコスト縮減
従来の平面的な金網を組み合わせた工法と比較して、設置の際の施工性に優れていると共に、間詰めの際に使用する砕石は40~60mm程度であるため、機械化による効率的な施工を可能とし、コスト縮減に大きく貢献します。 - ●幅広い適応性
3D protection パネルは、河川護岸のみならず切・盛土のり面やダム湛水面にも適応可能であり、斜面・のり面の状態や、目的に応じて、鉄筋挿入工や様々な吹付緑化工法との組み合わせが可能です。
また、三次元形状を生かした簡易型枠としてモルタル・コンクリート吹付工などを併用することも可能です。
用途
- ●河川護岸
- ●ダム湖岸
- ●一般道路・高速道路・林道・農道・などの道路のり面
- ●壁面緑化
施工手順
河川護岸における施工手順

(1)3D protectionパネル設置

(2)アンカーバー設置

(3)バックホウによる砕石充填

(4)客土充填+種子散布
水理性能試験
河川護岸での3D protection パネルの水理特性値を評価するために、財団法人土木研究センターにおいて水理性能試験を実施しています。
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●試験方法
『護岸の力学設計法』において掃流による破壊形態に分類される法覆工(捨石護岸、籠詰め等)の照査に用いる相当粗度ks、限界掃流力τ*dの水理特性値を管水路試験装置による計測値から求めました。 -
●試験実施状況
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●試験結果
設計水深
Hd(m)限界流速 Vd(m/s) 3D protectionパネル工法 捨石護岸(比較ケース) 河道底面設置(平坦) 3 3.68 2.94 のり面設置(1:3.0) 3 3.45 2.75 のり面設置(1:2.0) 3 3.15 2.52
※本試験は、「護岸の力学的設計法」において掃流による破壊形態に分類される法覆工(捨石護岸、籠詰め等)の照査に用いる水理特性値を管水路試験装置による計測値から算定する手法で行っています。
試験による3D protection パネルの評価
- ●中間移動の流速が捨石護岸と比較して非常に大きく、耐流速性が大幅に高まります。
- ●パネルの軽量性、砕石の充填性など施工性に優れています。
- ●施工性と維持管理面からトータルコストの縮減が期待できます。
塩水噴霧試験
本工法は、河川護岸やダム湖岸など金属が腐食を受けやすい条件下を施工対象箇所としているため、塩水噴霧試験による耐食性確認試験を実施しています。
その結果、3D protection パネルは高い耐食性を有し、長期に亘り高いのり面保護機能を維持することが可能であることが確認されました。
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●試験条件
JIS Z 2371に準拠し、下記の条件で実施しました。
1.塩水噴霧試験 温度35℃ 湿度98%
2.試験前(初期)と200時間終了時の2回写真撮影
3.試験材は平置きで設置 -
●試験時写真

■初期状態
■塩水噴霧試験200時間経過後状態 -
●試験結果
200時間経過後、パネル全体に白錆が発生するが、パネル金属部への腐食進行は見られず、耐食性に問題のないことが確認されました。



































