Duic工法
カタログPDF
認証・登録
概要
Duic工法とはコンクリートの耐久性の向上を目的とし、特殊変性ポリウレア樹脂と連続繊維シート(2軸)をコンクリート表面に貼付けることによって、コンクリート片のはく落を防止する工法です。
また、従来のはく落防止工(ガラス繊維仕様)と比較して、最大で50%の工程短縮を可能としました。
特長
- ●使用可能温度が-5℃~40℃と広く、季節ごとの材料の切り替えが不要です。
- ●プライマーを1液性としているため、施工性に優れます。
- ●硬化被膜に柔軟性を付与しており、ひび割れ等の追従性に優れます。
- ●特殊変性ポリウレア樹脂は表面の硬化が早いため、施工後の降雨、結露に対し抵抗性を有しています。
- ●仕上げ材をふっ素使用としているため、耐候性に優れます。
施工方法
①下地処理
ディスクサンダーなどを用い、コンクリート表面に付着している汚れやレイタンス等を除去します。
②プライマー塗布
刷毛、ローラー等を用いて、コンクリート表面に均一に塗布します。
(23℃の場合 4時間以上5日以内)
③中塗り(下)
金ゴテ、金ベラ、ゴムベラ等を用いて、すり切るように均一に塗布します。
(23℃の場合 40分以内)
④シート貼付
連続繊維シート(2軸)をコテ、ヘラを用いて、下地に密着させます。
(23℃の場合 直後から5日以内)
③中塗り(上)
連続繊維シート(2軸)を平滑に貼付け後、コテ、ヘラ等を用いて、再度均一に塗布します。
(23℃の場合 6時間以上7日以内)
④仕上げ塗装
ローラー、刷毛を用いて、ダレ、塗り残しが無いよう均一に塗布します。
⑤施工完了