スラリー固化壁
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概要
スラリー固化壁(パノソル)は自硬性安定液を供給しながら、バックホウにて所定の深度まで掘削を行い、止水壁を築造する工法です。自硬性安定液とは、掘削壁面の水圧・土圧のバランスを図る特殊スラリー(セメント・ベントナイト混合液)であり、時間の経過とともに自然に固まる性質を備えています。
特長
- ●遮水壁の場合、本工法は改良幅が非常に小さいので、掘削土量が少なくて済みます。
- ●狭隘な場所での施工が可能です。
- ●固化壁の物性はおおむね、一軸圧縮強度qu=0.2~0.5 MN/㎡、透水係数k=10-6~10-7cm/secオーダーです。
用途
- ●遮水壁
- ●ため池の漏水対策
- ●小規模自立壁