土木 / 工法 / 補修・補強 / トンネルの補修・補強
線導水・面導水
概要
トンネル覆工表面に線状、面状に発生している打継目地やひび割れからの漏水を専用の部材により集束して路面や歩道の排水設備に導く工法です。
- お問い合わせ:施工技術本部
- TEL:03-3265-2572FAX:03-3265-0870
- お問い合わせ
特長
- コンクリート打継目地、ひび割れからの漏水を排水設備に導き処理します。
- 漏水による路面の凍結を防止します。
- コンクリート構造物の漏水処理、凍結防止に用います。
使用材料
【線導水工法】
- 接着剤
- エポキシ樹脂系プライマー
- 導水材 (クロロプレンゴム等)
- 表面仕上げ材
【面導水工法】
- ステンレスアンカー
- 導水材本体
線導水施工手順
①墨だし、ハツリ工
打継目地、ひび割れを挟んで墨だしを行い、カッターを入れ、あらかじめ定めた断面形状にハツリとります。
②導水材設置工
ハツリとったコンクリート溝に接着剤を塗布し、ここに導水材を設置します。
③表面仕上げ材塗布工
導水材設置後、表面にプライマーを塗布し、樹脂系仕上げ材で表面を平らにします。
④設置完了
面導水施工手順
①墨だし工
設置場所に墨だしを行います。(外側に取り付けるため、ハツリはしません)
②導水材設置工
ステンレスアンカーを打設しながら、導水材を設置します。
③設置完了