土木 / 工法 / 斜面・のり面対策 / 落石対策
ハイジュールネット工法
- 技術証明
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- 第0801号
- 令和元年5月
- 高エネルギー吸収型落石・土砂防止柵
概要
特殊なブレーキエレメントと、1本のワイヤロープから形成したケーブルネットで、大きな落石エネルギーをしっかりと吸収します。支柱はピン構造で耐久性に優れ、落石を受けても現地での簡易な補修で機能を回復します。大がかりな構造物が不用で、あらゆる地形に設置可能です。
- お問い合わせ:施工技術本部
- TEL:03-3265-2454FAX:03-3265-3402
- お問い合わせ
特長
- 特殊なブレーキエレメントで、250kJ~3000kJまでの大きな落石エネルギーを吸収
- 大規模な基礎掘削が不用で、周辺環境への負荷低減が可能
- 支柱基礎アンカー等は、地盤状況に応じたアンカー材が選択可能で計算により定着長を算出
- 落石を受けた箇所は、現地で簡易に補修して機能回復可能
- 日本国内の急峻な地形に合わせた、最適な柵高と支柱間隔が選択可能
- 支柱固定部はピン構造となっており、支柱への直接落石が衝突してもピンボルトがせん断して、システムを維持
- 設置箇所の地形・地質的制約を受けずに設置可能
- 塩害対策必要箇所には、アルミ亜鉛メッキ使用で対応
- ISO-STOP(高エネルギー吸収落石防止柵)のWSL(スイス連邦研究所自然災害部)型式認証を受けた国際規格適用工法
用途
- 道路や住宅地に沿った落石危険個所で、落石エネルギーが250kJ以上の箇所
- 対象個所の地形が複雑で、H型鋼やワイヤーロープ金網式防護柵の設置が困難な箇所
施工事例