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エコクレイウォールⅡ工法

認証・登録

技術証明
  • 第0701号
  • 令和4年5月
  • 無排泥粘土遮水壁工法
NETIS
  • 旧KT-160027-A
  • 平成28年5月
  • 無排泥粘土遮水壁工法
NNTD
  • 0403
  • 平成26年10月
  • 無排泥粘土遮水壁工法

概要

エコクレイウォールⅡ工法は、粘土鉱物(ECウォール材)を主材料とした、セメントを使用しない遮水壁工法です。当工法は、少量の掘削液と粉体状のECウォール材とで混合撹拌を行います。この粉体状のECウォール材が掘削液を吸水し膨潤することで排泥を発生させることがなく、長期耐久性に優れた遮水壁を造成できます。

お問い合わせ:施工技術本部
TEL:03-3265-2456FAX:03-3288-0896
お問い合わせ

特長

  • ●環境配慮型工法
    施工時の排泥が出ないうえ、使用材料は自然界に存在する粘土鉱物であるため、従来工法に比べて環境負荷を大きく低減することが可能です。
  • ●要求性能に応じた遮水性
    透水係数は、10-9(m/s)以下と非常に優れた遮水性能を持っています。
  • ●長期安定性
    使用する材料は、粘土鉱物を主体とするため壁体の劣化が無く耐久性に優れています。
  • ●地震に対する耐久性および安定性
    セメントを使用しないため、変形追随性および自己修復性能を兼ね備え、地震時においても壁体にクラックが入らず安全性に優れています。
  • ●吸着性
    粘土鉱物を用いた壁体であるため、壁体自体に汚染物質等の吸着能力を有しています。
  • ●経済性
    排泥がなく、経済性に優れた工法です。

施工機

要求施工深度や現場条件に応じて大型と小型の施工機を選択できます。


■大型等厚式施工機での施工状況


■小型等厚式施工機での施工状況

適用例

当工法は遮水性、長期安定性、地震時の安全性に優れていることから、
調整池の遮水壁、堤体の漏水対策、最終処分場の遮水壁、汚染土壌の封じ込めなどに適用できます。

施工事例

[施工事例1]
工事名 矢作川白浜漏水対策及び橋台下部工事
施工場所 愛知県豊田市
発注者 国土交通省 中部地方整備局 豊橋河川事務所
施工数量 施工延長288.14m、壁厚550mm、壁深度16.8~17.8m、壁面積4,940m㎡
目的 河川漏水対策
施工期間 平成27年1月~平成27年4月
要求品質 壁体透水係数 k=1.0×10 ー6 (cm/s)


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