AGF-R工法
概要
AGF-R工法は従来のAGF工法と異なり「鋼管強度+改良体の複合地盤」により地山を補強する工法です。 施工方法は逆止弁付きの鋼管をトンネル周囲に打設後、ダブルパッカー方式で注入を行います。 はじめに鋼管周りを充填し(スリーブ注入)、その後に浸透性に優れた注入材(溶液型・懸濁型)を確実にステップ注入します。 従来工法に比べ、より良い改良効果が期待できます。 AGF-R工法は特に未固結地盤での崩落防止に良好な効果を発揮します。
特長・施工手順
施工手順 | 注入 |
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1. 注入に先立ちスリーブグラウトにて鋼管周りを充填する。
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適用例
施工事例
現場は風化~強風化花崗岩のマサ土が主体であり、また湧水も認められる。 トンネル掘削が安全かつ円滑に行えるようにAGF-Rを採用。
改良体
試験注入による固結体切り出し