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タンク基礎地盤改良工事(RASコラム工法)
工事概要
工事名 | 豊田通商名古屋油槽所白油タンク2基増設工事 |
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工事場所 | 愛知県名古屋市港区潮見町37番地の3 |
元発注者 | 豊田通商株式会社 |
発注者 | 宇部工業株式会社 鉄工事業部 製造部 |
施工目的 | タンク基礎の地盤改良 |
施工数量 | 改良計 φ2100mm φ1800mm 平均改良深度13.03mm |
改良本数φ2100mm:90本 φ1800mm:48本 改良体積5,653.3㎥ 改良率78.5% | |
現場設計強度 | 10.0kgf/c㎡ |
圧縮強度 | 平均 44.7kgf/c㎡ |
施工期間 | 平成11年1月25日~平成11年3月2日 |
【採用経緯】
名古屋市南部に位置する豊田通商名古屋油槽所では、エネルギー需要の増加に伴い2基の白油タンクの増設が計画され、現地の地盤は軟弱なため、耐震・液状化・沈下防止対策を目的とした地盤改良が検討されました。現場はすでに既存タンクが構築され稼働していることから低振動・低騒音の工法が必要となり、また消防庁通達の「深層混合処理工法を用いた特定屋外貯蔵タンクの地盤の運用基準について」に適合するよう設計されました。また、コラムの設計強度は、タンクの重量により高い強度を要求されました。このことにより撹拌翼の正逆回転により粘性土層にも高強度の安定したコラム体を造成出来る深層混合処理工法としてRASコラム工法が採用されました。